絵本の読み聞かせの大切さ

子どもの文化と読み聞かせ

絵本の読み聞かせは子どもの成長にとってかかせないもの

ホントにそうなの?

わかっているけど、忙しくて読む暇がない

というママやパパたちに向けて

絵本は気楽に進められる最強の子育てツールですよ

ということを強くお伝えいしたいと思います。

これを読めば、絵本を読む気がむくむくと

沸き起こってくることでしょう。

そこで今日はぴったりの本を紹介いたします。

記事を読んでもっと深く知りたい方は、

ぜひ、この本をお手元に置いて読んでみてくださいね。

「子どもの脳と心がぐんぐん育つ

  絵本の読み方選び方」

     著者/仲宗根敦子

それでは始めさせていただきます。

絵本の効用

絵本を毎日読み聞かせることによって得られることとは

知能指数(IQ)が高くなる

脳の約9割の神経細胞ネットワークは6歳までに出来上がります。

ですからこの時期にたくさん絵本を読んであげることで

お子さんは

ポジティブな言葉をたくさんインプットできます

そして絵本の美しい絵を見て

ハッピーストーリーやサクセスストーリーを聴いて

自然と知能指数が高まります。

IQが高いというのはどのようなことかというと

脳にはたくさん貯めた知識が貯蔵されます。

けれどもそれだけだと、ただ知識があるだけです。

大切なのはその知識をまとめたり、組み合わせたりして

全体像を見られる力をつけることです。

一つ一つの知識から

全体としてはどうなのかを判断し

応用する力のことです。

知能指数が高いということはこれらのことが出来るということで

いわゆる頭の良い人と言われる人になります。

心の知能指数(EQ)も高くなる

心の知能指数とは、感情知能、非認知知能とも呼ばれています。

具体的には

  • 自分の感情をコントロールでき、目標に向かって進んで行かれる
  • 人間関係をうまく築いていくことができる
  • 自己肯定感が強い

このような能力のことを言います。

これらの能力が幼少期に絵本を読んであげることで

自然と身につくなんて、

やらない手はない!ですよね。

もちろん7歳を過ぎたお子さんでも大丈夫

脳はずっと成長し続けるのですから!

読み手のママやパパの自己肯定感も高くなる

お子さんの自己肯定感が高まるのは勿論のこと

読み手であるパパやママの自己肯定感も高まるのです。

これはどういうことかというと

毎日絵本により

ポジティブな言葉を口にし(読むことにより)

ハッピーなお話を読むことにより、

自分自身の脳も刺激を与えられ

徐々にポジティブな心に変化していくということです。

絵本の読み方

それでは次にどのように読んだらよいのかお話いたします。

速く読む

著者はフルタイムのお仕事をされていて、

常に時間に追われていたそうです。

そこで早く読むようにしたそうです。

けれども、幼児の脳は右脳が優位にたっていて

右脳というのは高速で大量にインプットすることで

より働きが活発になるという性質があるので

子どもたちはゆっくり読んでいる時よりも

よく聞くようになったそうです。

声音を変えない

幼児は実際の世界とお話の世界の区別が

明確についていないので、

声音を変えずともちゃんと理解できるそうです。

逆に読み手が感動してほしい場面で声音を変えることにより、

聞き手は読み手の価値観をそのまま受け取ってしまい、

子ども自らの感動とは別のものになってしまいます。

子どもが自分の感情を育てるために、

読み手は声音を変えないでほしいのです。

読み終わったらほめる

これは、「絵本をきいてくれてありがとうね。

一緒に絵本の世界を楽しめて嬉しかった」

ありがとうという思いを込めて伝えます。

子どもは言われたことに注目します。

そして言われたことを又行おうとします。

つまり、注意されたこと、例えば、

「ゲームばかりしたらだめ!」

「兄弟げんかはやめなさい」

「宿題もやらないで遊んでばかり!」などという言葉は

それを聴いた子供はその言葉に反応し、

その言葉通りのことを又行います

そして大人はたいてい、良いことをしているときは

それが当たり前だと思い、別に何も言いません。

「ゲームの時間が守れたね。」

「兄弟仲良く遊んでいるね」

「宿題やってるね」などと親からみたら当たり前のことだから

いちいち声をかけませんよね。

けれども、このような時こそ、声をかけてあげると

子どもは嬉しく思うのです。

そして言われた良い行動を又行おうと思うのです。

ですので、絵本を読み終わったあとも

「聴いてくれてありがとう。お母さんも楽しかった」と言ってあげてください。

「楽しかったね」

「又明日も読もうね」 などと、短い言葉かけで大丈夫です。

まとめ

この本の著者はご自身がフルタイムのお仕事をされていて

2人の男の子のお母さんでした。

けれどもお子さんたちが2歳、0歳の時に旦那さんが亡くなってしまい

それ以来

おひとりで育てることを余儀なくさせられました。

そんな忙しく大変な中でも、1日10分の読み聞かせだけは

続けられたそうです。その絵本タイムによって、

自らが助けられ、

そして幸せな今があるそうです。

きっとこれなら

フルタイムのママやパパにも出来るのではないかなと思い

今日は取り上げてみました。

愛する我が子に、ぜひ読み聞かせをしてあげてください。

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