わらべうたで子度育て

育児&日記

わらべうたを取り入れると

赤ちゃんと会話ができますよ

生まれたばかりの赤ちゃんは

何もできません。

ミルクを飲んで、おむつを替える

そして、時には泣いてばかりで

パパやママを疲れさせてくれる・・・・

そんな育児真っ最中のママやパパ

そしてこれから育児が始まるプレママ&プレパパ

そんな皆さまが、

より楽しく赤ちゃんと過ごす方法をお知らせします。

今日のお話は

生後半年頃までの赤ちゃんをお持ちの方が

役立つ内容になっております。

わらべうたってなに?

わらべうた、とはこどものために作られた、歌

生活の中から生まれた、歌

など、色々な説明があります。

今回は、生活の中から生まれた知恵としての

「わらべうた」をご紹介していきます

岩手県遠野で、わらべうたの伝承者となった「阿部ヤエ」さんをはじめとして

ポピュラーなわらべ歌を紹介していきます。

生まれたばかりの頃

赤ちゃんが声を出した頃

赤ちゃんが生まれて、

1カ月ほど経ったころ

「ンコー」って声を出すようになります。

地方によっては、「オックン」「オクン」などとちがう場合もあります。

赤ちゃんがそんな声を出したら、

それを聴いたパパやママは

すぐさま赤ちゃんのところに

飛んで行って

赤ちゃんを正面から見つめ

目と目を合わせてください

そして、赤ちゃんと同じように

「ンコー」と応えてください

赤ちゃんと目と目が合うように

寝ている場合は座布団などで少し上体を斜めにしたり

抱っこする場合は赤ちゃんを正面にして首、背中を支えて

顔を向き合わせるようにしてください。

立っていると危ないので

座って膝の上に赤ちゃんを乗せて

安定した状態で真正面で抱っこすると良いでしょう。

大人が「ンコー」と言っても

赤ちゃんは何も反応しないでしょう

けれどもこれが赤ちゃんとの会話の始まりなのです

そして毎日何度も繰り返しているうちに

いつか赤ちゃんも「ンコー」と返事を返してくれるでしょう。

うれしいですね

実はこれが赤ちゃんも嬉しいのです。

やってもらうだけでなく、

自分も相手に返すことができた

自分からも発信できた

そして相手の大人がそれを受け止めてくれた

これがとても嬉しいのです

そしてまたやってみようと思うのです

こんな小さな頃の体験で

自分からやってみようという意欲というものが

育まれて行くのです

そんな毎日を送っていくことによって

あなたの赤ちゃんは自己肯定感の高い

そのままでOKと思える人になることでしょう

赤ちゃんは基本的に大人のすることを

真似しようとします

それをいつも頭にいれていてください

赤ちゃんとの手遊び

赤ちゃんと目を合わせられるよになったら

赤ちゃんと正面で向き合い、赤ちゃんの目の前に自分の両手をかざし

握ったり、開いたりしながら「にぎ にぎ にぎ」と言います

赤ちゃんはそれをじーっと見つめていますが

毎日行ううちに、真似をしてくれるようになります

これは先ほどと同じように

赤ちゃん自身も「自分が行動をおこす」喜びを感じています

そしてそのことにより、親が喜んでくれているということにも

喜びを感じています。

「にぎ にぎ にぎ」の他に

両手を軽く広げて手首を振る「てんこ てんこ てんこ」もあります

電電太鼓のイメージです

(童謡「きらきら星」の時に手を振るのと同じです。)

赤ちゃんの首が座ってきた頃

赤ちゃんの首が座ってきた頃

赤ちゃんが首をふったら

大人も一緒に首をふりながら

「かんぶ かんぶ かんぶ」と言いましょう

赤ちゃんはすぐには真似をしないでしょう。

けれども毎日少ずつ行っていくと

いつか真似してくれるようになります。

注意事項

あれもこれも、色々なものを見せるのではなくて

一つのものを一つだけ見せるようにしてください

けれども一定期間見せても何も反応しないようでしたら

ほかのものをやって見せてあげてください。

赤ちゃんにも個性があり、

それぞれ好き嫌いがありますから。

他のものを見せてください。

例えば

「にぎ にぎ にぎ」には全く反応を示さなかったのに

「かんぶ かんぶ かんぶ」をするとすぐに真似をしたなどと

いうこともあります。

赤ちゃんがお座りをするようになった頃

両手で拍手

お座りができるようになったら

両手をたたきながら

てうち てうち てうち」と言いましょう

それと同時にこの動作は「上手、上手」という意味もあることを

教えてあげましょう

できるようになったら拍手をしながら

「じょうず じょうず~」とたくさん笑顔でほめてあげましょう

この動作は赤ちゃんの腰を丈夫にすると言われています

バンザイは自分をほめる

「じょうず じょうず」が普通にできるようになったら

「バンザーイ」と言いながら、両手を耳の後ろまで上げる動作をします

そして、「じょうず じょうず」は

他の人がうまくできた時の動作で

「ばんざーい」は自分がうまくできた時に喜ぶ動作だということも

教えてあげます

余談ですが、私の孫は、お座りができるようになった頃から

「じょうず じょうず」はできていました

そんな孫が1歳になってすぐの頃

私(おばあちゃん)が児玉スイカを孫の前で

包丁でスパーンと切ったのです

そのとたん、誰も何も言わないのに

拍手をしてくれたのです!

きっと、スイカが見事に切れて、すごい!と

感動してくれて拍手をしたのでしょう

ちゃんとわかっているんだなあと

孫の成長に感動しました。

自分の頭をなでる

あたま なり なり なりを教えます。

バンザーイは赤ちゃんにとってちょっと難しいしぐさです。

その準備段階として「あたま なり なり なり」を行います

お座りをしている赤ちゃんに

「あたーま」と言いながら

頭に手を当てて

「なーり なーり なーり」と言いながら

頭をなでましょう。

赤ちゃんがこれをまねることで

肩もしっかり動くということがわかります。

ちょうだい

それと同時に「ちょうだい」という動作も教えます。

両手の平の指先を重ねて軽く上下に動かします。

ちょうだいの動作をした時に食べ物を与えて

おいしそうに食べた時に

おいしかったか?と言いながら

「あたま なり なりか?」のしぐさをすると

赤ちゃんも一緒に「あたま なり なり なり」のしぐさの真似をします

あまり美味しくない時はそのしぐさをしないそうです。

真似をしたら、

「そうか、よかった、またあげるからね」と応えます。

こうしてこれも赤ちゃんとの会話になります

ここにあげた動作は、大人がやってみせたことを

赤ちゃんが真似をして覚えていくあそびでした。

真似をするには、目と耳と頭を使います。

こうして真似た動作は、

「芸をする」、と言われていました。

赤ちゃんが初めて芸ができるようになると

大人はうれしくなってしまいます。

赤ちゃんの目をみてほめてあげると

赤ちゃんも嬉しくなって

もっとやってみたいなと意欲がわいてきます。

こうしてもっと目、耳、頭を使って色々なことを

おぼえていくのです。

けれども、赤ちゃんが芸をするのも

生まれた1年間だけです。

1年たったら芸はしなくなってしまいます。

ですからこの貴重な1年間を

赤ちゃんにたくさん関わって

楽しい時を過ごしていただきたいと思います。

遠野では、

「わらしが生まれると、馬鹿が3人でる」と言われていたそうです。

赤ちゃんが生まれると、大の大人たちがなり振りかまわず

赤ちゃんにうたって遊んでやったということを言っているそうです

そう、赤ちゃん一人に対して

3人もの大人が馬鹿になってかまって育てた

赤ちゃんというものは

そんな風にして手をかけて育てるものなのですよ

と言っています。

おむつ替えのわらべうた

おむつを替えるとき

さあ、次は、おむつ替えの時のわらべうたです。

基本的な考え方は、おむつが汚れているから

おむつを替えるよ、きれいにするんだよ

ということを教えてあげます。

「ねんね~」と言って寝かせます

そして、「れろ れろ れろ」などと言うと

赤ちゃんがこちらを向くので

目と目が会います

そこで、「くさい くさい くさい」と言います

こうして取り替えるのですが

毎日言っているうちに「おむつを替えるんだな」ということが

わかってきます

そして、汚れたおむつを取るときは

「きれいにしてあげるからね」と声をかけて行いましょう。

少し大きくなって、赤ちゃんの足がふっくらとしてきた頃

おむつを替えるときに

「足上げて」と言うと足をあげてくれます

そして足を持ち上げながら

「お尻あげて」と言うと

お尻もあげてくれます

そうしてきれいになったら

おしりがまだ濡れているので

少しの間そのままにして風を当ててあげます

その時に、ひざのところをさすりながら

「のび のび のび」や

「よっこ よっこ よっこ」と言います

赤ちゃんは足をぴーんと伸ばして

気持ちきもち良さそうにしていることでしょう

そのあとで

恥ずかしいという意味の

「ちょっ ちょっ ちょっ」と言って

おむつを当ててあげます。

大事なことは、さっさと手際よくやることではなく

「おむつが汚れたから、きれいにしようね」

「きれいになったから、気持ちイイね」ということを

教えてあげるということです。

まとめ

今日は生まれたばかりの赤ちゃんが

お座りをするまでのわらべうたを紹介致しました。

生まれたばかりの赤ちゃんには何をしたらよいか

具体的なことがおわかりになられたことでしょう。

あなたの可愛い赤ちゃんと、たっぷり遊んでくださいね。

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