1年生への読み聞かせ「だめよ、デイビッド」

子どもの文化と読み聞かせ

今年も新1年生のランドセルがまぶしい季節がやって来ました。

ピッカピカの1年生は教室でどんな風に過ごしているのでしょうか。

絵本の読み聞かせはしてもらっているのかな

色々大変な世の中ですが、1年生にぴったりの絵本を紹介いたします。

「だめよ、デイビッド」です。

この絵本はシリーズ化していて、

「デイビッドがやっちゃった」

「デイビッド、学校へ行く」

の2冊もあります。どれも面白いです。

「だめよ、デイビッド」って、どんな絵本?

デイビッドはやんちゃな男の子

そしていつも自分に正直で

やりたいと思ったことは

実行に移してしまいます

それでお母さんからいつも

「だめよ、デイビッド」と叱られてしまいます

そのいたずらがとても楽しくて

ウィットに富んだ文章と共にとても面白いのです

ページをめくるたびに笑いの渦が起こります

「だめよ、デイビッド」の思い出

ここでは、私の「だめよ、デイビッド」における思い出を語りたいと思います。

あなたの思い出話はいらない、

という方も、ぜひお読みください

なぜこの絵本を勧めるのかがわかります

この絵本を最初に読んだのは、

放課後の学童保育の時間でした。

放課後のザワザワしている教室で読みました

最初は絵本なんて見たくない~

というような雰囲気があったのですが

まずはデイビッドの外見からして可笑しい様子で

笑い出しました

読み始めると、

デイビッドのやっていることが変で、

それが可笑しくて

ページをめくるごとに

教室の笑い声は大きくなっていきました

中でも1人の男の子が涙をこぼさんばかりの大笑いぶりで

その子が、「もう1回読んで」と言うので

2回目を読むと

「もう1回」と言うので又読みました

こうして、4~5回読みましたでしょうか

そのたびに、その子だけでなく

全員が大笑い

とても楽しい読み聞かせの時間となりました。

それと同時に、学校での朝の読み聞かせの時にも

(保護者のボランティアとして参加していました)

「だめよ、デイビッド」を読みました

先日大喜びをした男の子のクラスでも読みました

学童で読んだ時に何度も聞いているのに

ここでも又、教室中が大笑いになりました

そして「もう1回」コールも起こりました

帰るときには次回もこの絵本を読んでね

と言われました

それから数カ月経ち、

またそのクラスに行く日が巡って来ました。

この時は、ほかの絵本を持っていきました。

教室に入った途端、

「デイビッドの人が来た~!」と大騒ぎ!(^^♪

失敗した!デイビッドの絵本を持ってくればよかった!と後悔しました!😢

持ってきたのは違う絵本だと言うと

みんながっかりした様子でした

後から先生が言うには、前日から

「明日はのはらさんが来るから、デイビッドが聴ける~!」と

みんな楽しみにしていたのですって(^^♪

それを聞いた私は、本当に後悔しました

デイビッドを持って行けばよかったな、って

その次に行った時にはもちろん

デイビッドを持って行きましたよ

そのクラス、いえその学年に行くときには

いつもデイビッドを持って行きました。

2年生になってもデイビッドを喜んで聞いてくれました

3年生になっても、4年生になっても

ずーっと、デイビッドがお気に入りの学年でした

そんな感じでデイビッドを6年間読み続けてしまいました

そのお子さんたちが6年生の3月

最後の読み聞かせの朝も、

「最後のデイビッドよ」、と言って読みました

1年生の時に喜んでいた子達は立派な6年生になって

「どうぞ」と言って、教室に招き入れてくれました

デイビッドが結んでくれた、嬉しい縁でした

「だめよ、デイビッド」には

子どもを惹きつける、すごい魅力があったのですね

「だめよ、デイビッド」の読み方

読み方も何もありません

普通に読めばよいのです

けれども出来れば

3冊の絵本を持って行きましょう

そして最初は他の2冊は見えないように

しまっておいてください

読み方のポイントは

デイビッドの外見もちょっとヘンのようで

子どもたちは、その顔を見て

「へんなかお~ ^^)」と言って笑いました

ので

表紙から

ゆっくり、ページをめくりましょう

1ページごと、ゆっくり、ゆっくり

一通り、笑いが収まったら、次のページに

行きましょう

そして読み終わって、笑いの余韻にひたっている中で

すかさず

これもあるよ~

「デイビッドがやっちゃった」の絵本を取り出します

(最初はほかの絵本は隠しておいてください)

するとまた歓声が起こり

読んで読んで~

となりますので、

2冊目も同じように読みます

読み終わって

まだ子供たちが飽きていないようだったら

3冊目の絵本もおもむろに取り出します

「デイビッド学校へ行く」ですね

これもあるよ~と

教室は歓声の渦です

こうして3冊とも、1回で読みます

1冊だと短いので、3冊読むと

充足感が得られます

この絵本のファンは、やんちゃな男の子が多かったです

デイビッドの絵本のおかげで

素晴らしい経験ができました

まとめ

読み聞かせとはこのように

素晴らしい経験ができます

子どもの頭が良くなる

心を育てる

と言われますが

楽しい時間を共有できる

ということが一番の魅力だと思います

あなたも、「だめよ、デイビッド」をぜひ

読み聞かせ絵本の候補に入れてみてはいかがでしょうか

(画像はネットよりお借り致しました)

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