頭の良い子の育て方・妊娠中

育児&日記

今日はお腹にいる赤ちゃんへのかかわりについて

お話させていただきます。

初めて妊娠されたご夫婦は、喜びと共に

心配もあると思います。

巷では、お腹に居るときから赤ちゃんに働きかけて

能力の高い赤ちゃんに育てようという商材もあります。

生まれてくる赤ちゃんのために、

何もせずにいるのはいけないのかな

何かしないといけないのかな?

出来る限りのことをやっていきたい

そんな

妊娠中の疑問にお答えします。

今日の出典は、「賢い子になる子育てバイブル」著/ジョン・メディナです。

結論 無駄遣いをしない

赤ちゃんを賢くする

気質、性格をよくする

といううたい文句の知育商品にお金を使わない。

これらの商品は科学的な証明はされていません

ですので

自分の趣味で買う場合はしかたがないけれど

買う必要はありません

それではどう過ごしたらよいか、

妊娠初期から中期

後期にわけてみていこうと思います。

妊娠初期

まずは胎児向けの早期教育の是非です。

これらの商品は、科学的に立証されたことはありません。

ですから、

この時期は、お腹の赤ちゃんの為に

教育的なものを購入する必要はありません。

そのお金は将来の為にとっておくことをお勧めいたします。

この時期の赤ちゃんは、そっとほっておかれたいのです。

できるだけ刺激が少ないことがよいのです。

そんなわけで、妊婦さんはつわりがあったり

体がだるくなったりするのです。

つわりがあると、刺激物などを口にしなくなったり

身体がだるいと活動もしなくなるため

赤ちゃんも子宮の中でゆっくり過ごせるからです。

つわりの役割

ひどいつわりのあった母親から生まれた子どもたちの追跡調査をしたところ、

学齢期に達した時に行った標準的な知能検査で

21%の子どもがIQ130以上という結果をだした。

いっぽう、母親につわりがなかった場合の子どもたちは、

7%にとどまったという。

この結果から、まだ証明されてはいないが

つわりを起こさせる2種類のホルモンが

胎児の脳良い影響を与えているのではないかと言われています。

赤ちゃんは、お母さんの体の中で、

自分で着々と育って行っているのです。

そっとしておくのがよいそうです。

葉酸を摂取する

ただひとつ、積極的に行ってほしいこと、

それは「葉酸を摂取すること」です。

赤ちゃんの脳の発達を促すために、妊婦に最初にできることです。

つまり、前期から中期はお腹の外から何かしかけても

何も反応をしません。そっとしておきましょう。

妊娠後期

そっとしておかれた赤ちゃんは、

自分でせっせと細胞分裂を繰り返し

どんどん発達していきます

そして妊娠後期になると

お腹の外のことをわかってくるのです。

妊娠後期になると、色々な器官が発達していきますが、

特に顕著な聴覚・触覚・味覚についてお話していきます

聴覚

妊娠後期にずっと聴かされていた音楽は、

出産後も覚えていてその曲がなると

泣き止んだりすることが多いそうです。

また、大人になってからも、

初めて聴いた曲なのに、なぜか知っているという場合には

胎児の時に聴いていたということもあるそうです。

だからと言って、

赤ちゃんの為によいものを聴かせようなどと思わなくても大丈夫です。

ただ覚えているということだけですから。

触覚

妊娠後期になると、

赤ちゃんが動くのを妊婦さんのお腹を見ているとわかるときがあります。

お腹の一部がポコッとでっぱり、

それが動くのが見えたりするのです。

そのでっぱりは赤ちゃんのアシかなと思った著者は、

そのとき、そのでっぱりを触ってみました。

そるとそのでっぱりはすぐさま「蹴り返して」きたそうです。

お腹の中の赤ちゃんは、

触られたことを感知してすぐに蹴り返すという反応を示したのです。

味覚

妊娠後期になると、母親の食事を一緒に味わっているそうです。

母親の食事からもたらされた化合物は胎盤を通して羊水へと入っていきます。

妊娠後期の赤ちゃんは、この羊水を1日約1リットルも飲み込んでいます。

その時に、母親が甘いものを食べていると、羊水をたくさん飲むことがわかっています。

つまり甘いものは美味しいのですね。

ということで

妊娠後期に母親の摂取した食べ物が

赤ちゃんの食べ物の好みに影響を及ぼす場合があるそうです。

これは味覚のプログラミングと呼ばれています。

妊娠後期にニンジンジュースをたくさん飲んでいた母親から生まれた赤ちゃんは、

ニンジン風味のシリアルを好んだといいます。

では、

妊娠後期になったらモーツアルトを聴く、

良い絵本を音読する、

体に良いものだけを食べる

などなど、ついやりたくなってしまいます。

けれども、

こうした事実は現在判明している研究結果の一部に過ぎない

現在のデータだけでは胎児の脳のはたらきの謎を解明するにはまだ十分ではない

お腹の中の赤ちゃんに対して、

何も考えずに今まで通りの生活をしていてはマイナスなこともあるが

赤ちゃんの成長だけを考えて、過度に自分だけ我慢するのも効果はない

適度なバランスが大切だということです。

しいて言えば、赤ちゃんに何かアクションするよりも

妊婦さんの心身の状態が一番肝心だということです。

まとめ

  • 体重の適正な増加
  • 栄養を適度にとる
  • ある程度のストレスは大丈夫
  • 適度に運動をする

などの普通の生活が大切です。

特に

ストレスを完全になくすことはできないので

発散法を考えたり、あまり気にしないようにすることが必要です。

栄養面に関しは

赤ちゃんの脳にオメガ3脂肪酸が必要なことから

魚を食べるとよいそうです

サケ、タラ、イワシ、ライトツナ缶を週に1度は食べると良いです

胎児への知育商材などは必要なし

妊婦さんの心身が大切

魚を食べる

そして、

パートナーは妊婦さんを大事にしましょう

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